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2010年7月3日土曜日

New york, I love you




おいらはもう一本の方であるオムニバス映画『New york, I love you』(監督多数)について書こうと思います。この映画はなんといっても豪華キャストをつかいまくってさらに使い捨てるというまことにニューヨーカーな感じの映画です。友達が言っていましたが、「この映画で監督は映画を作る練習をしてるんじゃないの?」という意見は同意はしませんが、あながち間違いでもないように思われます。なぜなら監督を務めた方のなかにはハリウッドの女優などの監督経験のない?少ない?方が散見されるからです。そして二時間くらいの映画の中に6も7も物語を入れるから映画としてはあんまりインパクトとかは感じられません(ところどころの物語はつながってたりします)。短い時間の中でいかにニューヨークの恋物語を理解させるか伝えるかが問題ですね。結果としてある意味成功、ある意味失敗(意味はありません)だった気がします。個人的には老人編が好きです。人としてはナタリーポートマンの顔が好きです。


 New york、そこは様々な人種さまざまな宗教、さまざまな人間が住む混沌としたリベラルなCityです。そこのCityで繰り広げられる恋ももちろんそれを反映し複雑で一筋縄ではいかないものばかりです。しかし、それを楽しむのもNewyorkerの心得といわんばかりに色んな恋が映し出されます。「よぉ。お前ら憶えとけよ。Newyorkはこんな町なんだぜ。」って言われてる感じです。でもそれでいいです。この映画はそれでいいのです。あぁNewyorkって刺激にあふれていておもしろそうな町だな、一度でいいから行ってみたいなと思えればこの映画はいいのです。だから『New york, I love you』なわけですな。そういう俺もあらゆる肉体関係を求めて今すぐNew yorkに旅に行きたい気分にさせられました。アメリカの中でもかなり人種の入り乱れる地域でかつアメリカ随一のリベラル場所で、かつアメリカの中でお金もちがたくさんすんでいるNew york。そんな町に行く前にこの映画で予行練習をしといたらいかがでしょうか。


追伸 パリ編もあります。上海編も上映予定です。

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