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2010年6月22日火曜日

「死」はあるが、無い。


 早速、俺の大好きな意味深なタイトルを付けてみました。これは俺が考えた映画『私の中のあなた』における結論です。あんま時間をかけたくないので適当に書きます。

 まず内容。ある一人の少女が白血病であることを知った両親は途方にくれます。そんなとき医師からオフレコでとんでもない方法を聞きます。それはー白血病のドナーの名目で意図的に操作した赤ちゃんを作ることでーす。とんでもないことをこの両親は助けたい一心でしちゃいます。そんでもって生まれてきたのが「ドナーチャイルド」です。彼女の存在意義は姉を助けることです。なんともかなしや。しかし、彼女ももちろん普通の人間なので成長します。そして「考え」を持つようになるわけですね。そしてある日彼女は弁護士にこう相談しマース。「私の体を守るために、両親を訴えます。」。っておーい!ずいぶんおもいきった態度にでてなー。っていう感じですね。そんでもって両親というか自分のキャリアや人生を白血病の娘にささげてきたお母さんがぶち切れまーす。どうして?の連呼です。そんなこといってもーっと思うかもしれませんが、それほどお母さんはこの娘を愛しているのでーす。ある意味愛は盲目ですね。そんなこんなで過去を振り返ったりしながらストーリーが展開していきまして、ある真相が発覚しまーす。なかなか泣かせる意味深い真相です。真相が発覚してもうすごいことになるまーす。そんな感じの映画です。

 かなり適当に書いてみました。そんでもって感想はネタバレになるので見てない人は見ないでください。ひとつだけ言いますが、この映画普通におもしろいです。結構観ることをオススメする映画です。子役の女の子とか普通に好きです。「この子を娘にしたいよ宣言」に組み込まれました。リトルミオスサンシャインのときにはあんなだったのにいまではすっかり大人になっていました。ならなんで適当に書いたかといいますと、ショーシャンクの感想にめっちゃ時間をとられたからです。それでは感想。













 
 


 結局、お姉ちゃんは死にます。しかし、言い方はあれだけどここからが本当にこの作品の言いたい部分かと思います。つまり「死」はあるが無い。ですね。どんな意味かといいますと、「死」は確かにあるんだけどそれはほかの人にとってあるのであって死んだ本人には無いんですね。ちょっと哲学的だけどおもしろい。そしてほかの人にとって在る「死」も決して特別な何かではないんですね。「死」という事実があるだけなんですよ。んでもってその事実が人を悲しませたりするわけだけどそれもちょっと違うんだよね。だって「死」自体が何かなんてわからないわけだから。わからないことにかなしんだりできないでしょ。でもじゃあなにがあるのかっていったら「死んだ人」との記憶だったり思い出だったりするわけさ。つながりみたいなものだわね。それがつながりのある人の心に残るわけね。だからこれも「死」はあるけど無いってことなんだわね。ある死を認識してというか受け入れて、そういうことに気づくんだわね人ってものは。「死」は無い。ってことを認識する受け入れる。でも確かに愛しの娘は死んでいる。ここが難しい。俺にだってまったくわかんない。この文が何を言ってるのかもよくわかんない。でも「死」を扱ってるから仕方ない。誰にもわかんないからね。ってちょっと尊敬する「池田晶子」さん風に感想を書いてみましたが支離滅裂かもしれません。

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