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2010年5月12日水曜日

おちゃめな用心棒


 というわけで人生初の黒澤明映画体験しました。『用心棒』という作品です。あまり期待して観ませんでしたが、それが功を奏したのかなかなか楽しむことができました。日本の白黒映画を観たのもこれが初めてな気がします。日本白黒デビューですね。

 さて早速内容はといいますと、ある廃れたという宿場町に三船敏郎扮する主人公の名前を忘れました。が現れます。主人公は見た目にも流浪人とわかる(木の枝で行く方向とか決める)ような格好で、いきなり知り合いらしきおじいさんの家にあがりこみ飯をごちそうになります。ここまではなんだこいつ状態です。ごちそうになっている間おじいさんからこの宿場町が二つの「丑寅」とかいうやつと「なんとか」とかいう二つの勢力に牛耳られている現状を聞きます。町の人を容赦なく殺すわ、町を荒らすわの悪者たちです。しかもこの二つの賭博関係か風俗関係かの勢力はお互いにいがみあってました。そこで主人公が一計を図りその状態を解決しようと試みるのですが・・・ここからがなかなかおちゃめな内容となっていきます。

 内容の細かい部分はかなりの眠さのなか鑑賞したのであまり覚えてません。とにかくひとついえることは、古い映画なのに楽しめたということです!!これ俺の中では結構すごいことです。ヒッチコックやなんやらの昔の偉大といわれる方々の作品は何本か見ましたが面白いとは感じませんでした。それの原因のひとつにやはり海外のものというものがあります。作った当時の時代背景がありそれまでのその国の歴史やらなんやらが内容に組み込まれていますのでなかなか楽しもうと思っても難しいのですな。そしてあたいの母親いわく昔の映画はその当時その内容が斬新で革新的なものではあったが、今それを楽しめるかどうかはやっぱり人によると思われます。ただ、映画好きのひとはやはり楽しめる気がしますね。その点『用心棒』は日本の映画ですからね。そして古さを感じさせられるがおもしろいです。でもただおもしろいだけです。別に興味深いわけでもなんでもないです。それと三船敏郎はかっこいいです。そしてお茶目です。黒澤明監督の作品はこれしか見たことないのでなんともいえないのですが、これだけでは世界の黒澤といわれていいような内容ではないです。個人的にこの映画はクリント・イーストウッドなどの作品にも見られましたが、ある時代設定がありその当時の日本で普通に起きていた出来事を監督の視点から解釈し映像にしたのではないかと思います。そして日本にはこんな時代がありましたと伝えたかったのではないでしょうかね。わかりませんが。これからもうちょっと有名どころも混ぜつつ黒澤映画を楽しんでいきたいとおもいます。

 なんか話がまとまりませんでしたが、評価は今後の期待を含め★★☆☆☆。
ちなみにアマゾンリンクできるようになりました^^

2 件のコメント:

  1. おれも見たぜい!
    『用心棒』とか『椿三十郎』は当時としては面白い時代劇映画って感じだけど、『天国と地獄』『羅生門』はストーリーが良くできてたぜい!!それ以外の黒澤映画は見てないぜい!

    アマゾンリンクおめでとう!

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  2. 僕は「七人の侍」と「どですかでん」なら見た事あります。
    七人の侍はおすすめだよ。

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