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2010年5月9日日曜日

大晦日の豪華なおふざけ


 さてさて連続投稿したいと思います。今日はthe有頂天ホテルを鑑賞しましたーー!!というか映画(DVD)の投稿って誰か見たい人いるのか?やっぱり今劇場でやってる映画の方がいい気がするけど・・・まぁそんな金はないわけで。とにかくこの投稿を見てこの映画に興味を持ってくれればいいかなって気がします。そしてどしどしコメントください!!!お前の意見には納得できない等なんでもかまいません!しかし、別に返信したりはしません。

 内容ですが、思っていたものとは違いました。おそらく私が初めて観た三谷幸喜監督の作品は「マジックアワー」な気がしますがあそこまでふざけてはいませんでした。かといって「みんなの家」よりは笑いの数が多いのか?っていう感じです。私は「マッジクアワー」みたいなものをこの映画に期待しましたがそうではなかったです。というか普通にいい映画でした。笑いも全体的にシュールな感じで爆笑というよりはクスクス系の笑いかと思います。さて本題です。あるめちゃめちゃ従業員が個性的なホテルの大晦日の夜。ホテルで開かれるニューイヤーパーティーに向けて従業員一同仕事を進めていくのですが、、、まぁ障害だらけで全然進みません。ていうか来る客来る客従業員より個性的なやつらばっかりで従業員も振り回されまくり。というかみんながみんなふざけてます。ギャグです。最後にはいくつものギャグ試練を乗り越えて開催にこぎつきます。そこまでの過程がこれが意外にいい内容なんだよなー。ギャグなんだけどいい内容なんだよなー。

 この映画を観て思ったのはまず、三谷監督の力量が半端じゃないこと!どうやったらあんなに個性丸出しの役者たちをまとめていくのか本当に疑問でしたかありません。もうほとんどの役者が主役をやってもいいような人物ばかりなのに、決して特定の人物に焦点を当てるのでわなく全員が少しずつ個性を生かせれているという見事なもの。どうしてもあんだけの役者たちがそろったら活かしきれない人が出てきてもおかしくないですが、ひとりとして無駄な人はいません。もはやこれは芸術といってもいい次元です。はっきり言って三谷幸喜を見直しました。ふざけてばっかりで実力がないと思ってましたが、完全に勘違い。ものすごい実力。そして、この映画を支える脚本がすごいと思う。言葉とかもアドリブかもしれないけどまぁすばらしい。あきることなく2時間16分の長さを観ることができます。「マジックアワー」も最高でしたが、この映画もなかなかなものです。みなさんにも是非見ていただきたい一本です。

 というわけで評価です。★★★★☆。こんだけ推してて4つかよと思うかもしれませんが、俺は1と5を付けるのには結構厳しいと自負してします。つまり1だったら本当につまらない映画だし、5だったら最高の映画といって間違いありません(俺にとって)。

1 件のコメント:

  1. ワンカットで長時間の撮影が臨場感あるよね!それでいて映画的でだらけない。本当に面白い映画!!

    知ってるかもだけど『the有頂天ホテル』は『グランドホテル』っていう昔の映画の形式を使っているらしい。これも昔の映画に対する敬意とかそんな感じな気がする。

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